「コンサルのテレアポは無理」の常識を覆す。無形サービスのリード獲得を成功に導く営業代行の裏側

なぜコンサル企業は新規開拓に悩むのか?

「高度な専門知識や素晴らしいノウハウを持っているのに、新規開拓が進まない」

——多くのコンサル企業がこのジレンマを抱えています。

ここで、少し厳しい質問をさせてください。

御社のトークは、見込み客に「なるほど、賢いですね」と感心されて終わっていませんか?

それとも、「痛いところを突かれた。今すぐ話を聞きたい」と身を乗り出させるものになっていますか?

アウトバウンドのテレアポ(電話営業)を外注しようにも、一般的な営業代行には以下のような不満やリスクがつきまといます。

コンサル特有の抽象的な価値を理解できず、ただの「業者」のような安っぽい売り込みになってしまう。

経営層からの鋭い質問や課題の深掘りに対応できず、かえって不信感を与えてしまう。

「とりあえず情報交換だけでも」と無理やり取った冷やかしのアポばかりで、商談が徒労に終わる。

「結果として、自社のブランドが崩れてしまうのが怖い」

これが、コンサル企業がテレアポ外注を踏みとどまる最大の理由ではないでしょうか。

提供するサービスが高度になればなるほど、テレアポとの相性は悪いと思われがちです。

では、なぜ私たち「アスレバ」は、質の高いコンサルティング案件のアポを獲得できるのか。その理由は、「コンサルの専門知識を、そのまま相手にぶつけない」からです。

私たちはプロの知見を、決裁者の心がハッと動く「30秒のフック」へと変換し、フラットな情報交換から「先生(コンサルタント)との商談」へと自然に誘導する土台作りに特化しています。

本記事では、アスレバが現場でコンサルティングサービスをどう解釈し、どんなトークで決裁者を動かしているのか、そのメソッドを公開します。

「何でもできる」は何も伝わらない。コンサルティングサービスを売るための「3点セット」構築法

コンサルティングサービスがテレアポにおいて抱える最大の弱点。

それは、皮肉なことに「何でもできる(=カバー範囲が広すぎる)」という点にあります。

「経営課題を総合的に解決します」「組織のDXを根本から支援します」

——これらはコンサルタントとしては正しい姿勢ですが、電話口の短い時間ではサービスの輪郭がフワッとしすぎていて、決裁者の頭には1ミリも残らないのです。

だからこそ、アスレバでは架電前に、サービスカタログを端から端まで説明するようなスクリプトは絶対に作りません。

その代わり、コンサルの膨大な知見の中から「今日電話をかける相手に刺さる要素」だけを極限まで削ぎ落とし、以下の「3点セット」に的を絞り込みます。

① トレンドのフック(強制的な興味喚起)

「最近、〇〇業界でこんな問題が起きていますが…」と、相手の関心を強制的に惹きつける、業界の“リアル”な課題です。単なるニュースではなく、「他社はこう動いているが、御社はどうですか?」と、相手が思わず手を止めてしまうような外部環境の変化を提示します。

② 課題の引き出し(ペインの提示)

トレンドを提示した上で、「御社も気づかないうちに、この状態に陥っていませんか?」と、少し耳の痛い問いかけを投げかけます。一般的な業界課題を「自社のリスク」へと直結させ、当事者意識を持たせるプロセスです。

③ 的を絞った提案(極小化されたゴール)

ここで自社のコンサルティングメニューを語ってはいけません。「だからこそ、〇〇に関する30分の無料診断(壁打ち)をしませんか?」と、相手が「YES」と言いやすい明確な着地点だけを提示します。目的はサービスを売ることではなく、「先生(コンサルタント)の前に座らせること」に徹底的にフォーカスします。

「フックで振り向かせ、ペインで自分ごと化させ、的確なゴールで席につかせる」

この3つが美しく連動して初めて、決裁者は「この業者はただのテレアポではない。一度、専門家の話を聞いてみよう」という姿勢になるのです。

【実践トーク公開①】M&Aコンサルティングの場合:時期の歪み(イベントドリブン)を突く

M&Aコンサルティングの新規開拓において、アスレバがよく使う手法の一つが「イベントドリブン(特定の時期やイベントに紐づいたアプローチ)」です。

例えば、多くの日本企業が決算を迎える「3月」。この時期、M&Aに積極的な買い手企業には、目標達成に追われるM&A仲介会社から、山のように案件情報が持ち込まれます。ここで「M&Aの戦略立案を〜」と正面から電話をかけても、「今は仲介から案件がたくさん来てるから間に合っているよ」と弾かれてしまいます。

アスレバは、この「3月特有の歪み」を逆手にとり、決裁者をハッとさせるフックに変換します。

【ターゲットの状況】

3月の繁忙期。仲介会社から次々と案件が持ち込まれ、「来た案件の中から良さそうなものを選べばいい」と、完全に「受け身」になっている企業。

【アスレバが使うトークの切り口】

「〇〇社長、決算期を控え、今は多くの仲介会社から『今期中にいかがですか』と案件が持ち込まれているかと思います。」

「ただ、仲介会社が売りたいがために持ってくる『お化粧された案件(=都合良く見せられた案件)』を並べて選ぶだけの、受け身の姿勢になっていませんか?」

「本当に御社の来期計画に沿った企業を買収するには、案件を待つのではなく、自ら獲りに行く積極的な動きが本来は必要ですよね? だからこそ、案件ありきの仲介ではない『中立的な立場』のコンサルタントと、一度戦略の棚卸しをしませんか?」

【このトークの狙いと「変換」のポイント】

「3月という繁忙期」と「お化粧された案件」という業界のリアルな言葉を掛け合わせることで、よくある営業電話から抜け出し、相手に自分事として認識してもらえます。

「案件の紹介」ではなく「中立的な立場での戦略の棚卸し」という明確な着地点を提示することで、受け身体質になっていた担当者は「たしかに今のままでは良くない。一度、専門家の意見を聞いてみるか」と身を乗り出してくるのです。

【実践トーク公開②】DX・AIコンサルティングの場合:壮大なトレンドを「経営会議のホットワード」に翻訳する

DXや生成AIといった「トレンドテーマ」を扱うコンサルティングの場合、アプローチは全く異なります。

テーマが旬である反面、非常に壮大でフワッとしているため、電話口で「AIを活用した業務効率化を〜」と機能やメリットを語っても、「現場では判断できない」「うちはまだ時期尚早だ」と逃げられてしまいます。

ここでアスレバが意識しているのは、AIという技術そのものをアピールすることではありません。「いま、まさにターゲット企業の経営会議で毎月のように議論されているホットワード」に的確に紐づけて翻訳することです。

【ターゲットの状況】

DXやAIのトレンドは知っているが、「自社の経営課題」としてどう結びつくのかイメージが湧いておらず、様子見になっている企業。

【アスレバが使うトークの切り口(概念)】

① 技術の話を一切しない前置き

「〇〇部長、本日はAIツールの導入提案でお電話したわけではありません。お伺いしたいのは、御社がいま直面されているであろう『既存業務の属人化解消』や『コスト構造の抜本的な改革』についてです。」

② 経営会議の「ホットワード」への接続

「いま経営会議でも、『深刻化する人手不足の中で、いかにして利益率を維持・向上させるか』といったテーマが、重要なアジェンダとして上がっているかと思います。そこに対して、同業他社がどうAIを活用して『見えない固定費』を削り落としているか、ベンチマークのデータをお持ちしました。」

③ 具体的な情報交換の打診

「現場の単なる効率化という小さな話ではなく、経営層が求める利益水準を達成するための手段として、他社事例を交えた情報交換(壁打ち)を30分だけさせていただけませんか?」

【このトークの狙いと「翻訳」のポイント】

「業務効率化」や「IT化」という言葉は、決裁者の心には刺さりません。彼らが日々頭を悩ませているのは、「属人化の解消」や「利益率の改善」「固定費の削減」といった生々しい経営アジェンダ(ホットワード)だからです。

アスレバは、架電前に「この企業規模・業界なら、今間違いなくこのテーマが経営会議で議論されているはずだ」という仮説を立てます。そして、電話口でそのホットワードをピンポイントで投げ込むのです。

すると決裁者は、「あ、まさに昨日の会議で社長から突っ込まれたテーマだ」とハッとします。現場担当者が出た場合でも、「経営層が注視しているコスト削減の他社データ」と言われれば、上にパスを回さざるを得ません。

「ITベンダー」として下から提案するのではなく、「経営課題の解決策を持つ専門家(先生)」として経営層と同じ目線・同じ言語で語る。これが、フワッとしたトレンドテーマを確実な商談へと変えるアスレバの「翻訳力」です。

完璧な仮説など存在しない。アポの質を極限まで高める「超速PDCA」と「勝ち筋のフローチャート化」

ここまで、コンサルティングサービスを売るための「フック」や「経営課題への翻訳」について解説してきましたが、一つ残酷な事実をお伝えします。

どんなに机上で緻密に練り上げた「完璧な仮説トーク」も、実際の現場(電話口)に出せば、最初は必ずと言っていいほど想定外の反応で弾かれます。

一般的な営業代行会社であれば、ここで「スクリプト通りに1000件かけましたが、アポは3件でした。リストが悪いですね」と結果の数字だけを報告して終わるでしょう。彼らにとってテレアポはただの「作業」だからです。

しかし、アスレバは違います。私たちは1件1件のコールを「市場への仮説検証」と捉え、徹底した超速のPDCAと、理知的なフローチャート化(仕組み化)の2軸でアポの質を極限まで高めていきます。

STEP1:徹底した「超速PDCA」で市場の反応をチューニングする

まずは、現場の反応を因数分解し、「どこで、なぜ弾かれたのか」を徹底的に分析します。

受付で「営業はお断り」と切られたのか。

現場担当者に「上に言っておきます」と建前でブロックされた(リスクの提示が甘かった)のか。

決裁者まで繋がったのに、「大手がすでに入っているから」と弾かれたのか。

的がズレていれば、別のフック(切り返しワード)を用意し、アプローチを即座に修正して再び市場にぶつけます。この「コンサルティングサービスに特化した地道なチューニング」を高速で回すことが、最初の突破口を開きます。

STEP2:現場の「所感」をスコアリングして可視化する

超速PDCAを回す中で、「あ、このホットワードに変えたら、急に決裁者のトーンが変わったぞ」「いつもより前のめりに聞いてくれたな」という瞬間が必ず訪れます。

しかし、アスレバはこれを「今日はなんとなく感触が良かった」「Aさんのトークが上手かったから」という個人の勘や属人的な成果で終わらせません。

現場のアポインターが電話口で肌で感じた「顧客の微細な反応の違い」や「断られ方のニュアンス」といった、本来ブラックボックスになりがちな定性的な『所感』をスコアリングし、データとして可視化(計測)します。「どのフックを投げた時に、相手の温度感がどう上がったか(あるいは下がったか)」という現場の生々しい感覚を、誰もが客観的に検証できる状態へと変換するのです。

STEP3:「成果フローチャート」としてチーム全体へ標準化

勝ち筋(最もスコアの高いトーク展開)がデータとして裏付けられたら、それを独自の「論理フローチャート」に落とし込みます。

スクリプトではなく「マップ」を共有する:

「この反応が来たら、次にこのカード(翻訳した言葉)を切る」という、PDCAで見つけ出した最新の勝ち筋を視覚的なフローチャートにします。

チーム全体への即時インストール(標準化):

完成した成果フローチャートを、即座にチーム全員へ共有します。これにより、一部の優秀なアポインターが編み出した「神トーク」が、翌朝にはチーム全員の「標準装備」へと変わります。

「超速PDCAで現場のリアルな勝ち筋を見つけ出し、それをスコアリングしてフローチャート化し、組織全体で再現する」

これこそが、アスレバが「先生ポジション」を崩さずに、難易度の高いコンサルティング案件の良質な商談パスを、安定して量産し続けられる最大の理由なのです。

営業代行の本当の価値は「労働力の提供」ではない

「高度な専門知識があるからこそ、テレアポでは売れない。ブランドが崩れる」

多くのコンサル企業が抱えるこのジレンマは、半分正解で、半分は間違っています。

ブランド(先生ポジション)を崩壊させるのは、電話をかけるという「行為」そのものではありません。自社の高度なノウハウを、相手の経営課題に「翻訳」することなく、ただスクリプト通りに読み上げる(=業者として売り込む)ことが問題なのです。

本記事で公開してきたように、コンサルティングサービスのアポ獲得において本当に必要なプロセスは以下の3つに集約されます。

翻訳: 「何でもできる」という専門性を捨て、相手の心(経営課題・ホットワード)を刺す「フック」に変換すること。

検証: 現場の生々しい「所感」をスコアリングし、客観的なデータとして可視化すること。

仕組み化: データに裏付けられた「勝ち筋」を論理フローチャート化し、チーム全体にインストールすること。

外部のパートナー(営業代行)に求めるべき本当の価値は、「1日100件電話をかけてくれる労働力(リソース)」ではありません。「自社の専門知識を市場に刺さる言葉に翻訳し、泥臭く仮説検証を回してくれるエンジン」であるべきです。

もし、御社が「商談の席にさえ座れれば、うちのコンサルティングの価値は絶対に伝わるのに」というジレンマを抱えているのであれば、一度、アウトバウンドのアプローチ手法そのものを「翻訳と検証のプロセス」へと見直してみてはいかがでしょうか。

「先生」としての立ち位置を一切崩さず、むしろ決裁者から「ぜひ一度、専門家の意見を聞かせてほしい」と身を乗り出させる。そんな質の高い出会いを創出するヒントになれば幸いです。


自社でアウトバウンド営業を導入したいけどリソースが足りない。そのような課題をアウトバウンドセールスの専門家が解決します。

シンキカイタクの仕組み


貴社のための専属チームを組成

営業戦略コンサルタント、作業の実行部隊、データアナリストの貴社専属チームを組成します。

最適なターゲットの選定、アピール文言の作成

専任コンサルタントがオンラインでの詳細ヒアリングをもとにターゲットの選定、アピール文言を作成します。

密なコミュニケーション

貴社の営業部隊として密なコミュニケーションを取りながら営業活動を行います。

PDCAサイクルの継続

中間・月次MTGにて振り返りを専任コンサルタントと行います。コンサルタントが次月への改善策を提案いたします。

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